緊張と緩和
前提として、人は快感を得る時に、
緊張から解き放たれて緩和する。
その「緩和」の部分が笑いだ。そして笑いには段階があって、大きく分けて三段階に分かれている。
緊張が勝ちすぎると
「笑い事ではない」となってしまう。
普通であることから少しズレると
『変』になる。
これは葬儀などで笑ってはいけないと
一般的には皆んなが分かっているが
そんな時に笑ってしまう状況と似ている。
笑うなと言われたら笑ってしまう
歓と哀とも呼ばれている対義語。
ズレるのとは逆の”合う”のも『変』だ。
自然には合うものなど無い。ピッタリ合うのは不自然なことだから、
何かが物理的にピッタリ合うと快感になる。
何が言いたいかと言うと
少しのズレが緊張と緩和の間を
笑えるかどうかで
快感を得ることが出来る。
緩和とは悟りともいわれている。
相対することを拒むのではなく
緊張状態が変だと分かれば
緩和は生理現象になる。
それが緊張と緩和だ。