誰にでも眠れない夜はある

想いを吐き出せずに苦しくて

切なくて、忘れなくて、悔しくて…

でも、明けない夜はない。

そう言い聞かせてこれまでもきた。

普通のサイクルと違う夜の闇に

押し潰されないように

寄り添いながら明日が来ることは

奇跡だと気づいて欲しい。

人は誰かに頼らないと生きていけない。

死後の瞑想で

魂を最後に戻したとき

あなたは何をあの世に持っていこうと

しているのだろう？

愛と赦しのために生まれてきた

あの世には愛を持って還ることしかない。

物理的次元のものは

ただのモノにしか過ぎない。

今何かに囚われて身動き取れず

只ずんでいても

眠れない夜が続いていても

懐かしく思い出す日はくる。

自分に言い聞かせなくても

自分のハートはちゃんと知っている。

ジレンマを感じながら

待っているより

ジレンマを見過ごさずに

動き出せば

何かは変わる。

それだけのことが

壮大に思えてしまう。

魂の還る場所は

どんなことがあっても

自分に戻ってくる。

だから、畏れなくても

何も壊れたりしない。

死を遂げるまでは。